今回は、
未経験でプログラマに転職するも、わずか2ヶ月で退職してしまい、そこから再びプログラマとして働くためにとった行動3つ紹介します。
1月:年越NPPV導入
2月:転職先決まり、退職伝える
3月:初海外(台湾)
4月:入院、手術、エンジニアになる
5月:ブラック企業で消耗
6月:退職
7月:次の職場決まる
8月:入社
9月:外部研修
10月:本社勤務開始、YouTube始める
11月:病院で使うシステムの開発関わる
12月:来年の目標決定— ken@筋トレ臨床工学エンジニア (@ce_fitness_note) December 30, 2019
実際に退職から約1ヶ月後には内定を頂き、無事に別の企業でプログラマとして再就職することができました。
その1ヶ月間の間に取り組んだ3つのことの紹介となります。
プログラマの転職となっていますが、それ以外の職種の人の転職活動にもお役に立てる内容となっておりますので是非ご参考ください。
今回の内容はあくまで僕の事例をもとに書いております。
これらのことを全て実行したことで必ずしも転職が成功するとは言えないことをご了承ください。
◆目次◆
プログラマ転職に失敗後、1ヶ月で再就職するためにとった行動3つ
結論としましては
- 一定期間徹底的に休む
- とにかく応募してたくさん面接を受けて慣れる
- 技術習得は後回し、転職活動そのものに注力する
以下でそれぞれについて深掘りしていきます。
プログラマ転職に失敗した後にとった行動 その1
休養期間を設ける

肉体、精神を回復するための完全休養
転職後2ヶ月間働いた職場は
結構な長時間労働や休日出勤があり、会社にあるべき基本的な制度に関しての不備等もあり、退職する頃には肉体的、精神的にかなり疲弊していました。
このころは趣味であるトレーニングや、ブログ記事を作成する時間や気力もなく、家族ともなかなか一緒の時間を過ごせない日々でした。
退職後はまずこの絶不調状態から回復することを目標としました。
休養期間にしたこと
僕の場合は以下のことをしていました。
- ジムに毎日行く
- ブログのリライトなどに取り組む
- 本を読む
- たくさん寝る
- 友人に会う
これらのことをしていると、徐々に疲弊する前の自分を取り戻せてきました。
短期間で退職するパターンは、職場が合わないなどで疲弊して辞めることが多いと思います。
しっかり休むことで次の転職に向けて気持ちも切り替えて行動できたのがよかったです。
休養期間は1週間
退職した翌日から1週間、プログラミングからも離れ、転職活動についても全く行動せず、完全休養にあてました。
1週間と期間を決めていたからこそ、開き直って休養をとることができました。
期限を決めないと、きっといつまでもだらだらしてしまい、なかなか行動できていなかったと思います。
自分が本当にどうしたいか見極めることができた
一回仕事から離れた期間に改めて、自分はどうしたいのかを考える余裕も生まれました。
一度自分を見つめ直した結果、もう一度エンジニアにチャレンジするという選択を選びました。
余談ですが、
臨床工学技士として病院に復帰するという選択肢も頭をよぎりました。
しかし異なる業界に挑戦できるチャンスが年齢的にもこれが最後だろうとも考えました。
臨床復帰をするにしてもこのタイミングではない。
具体的なイメージはまだつきませんが、いずれエンジニアとしてのスキルを得たのちに、それを活かして臨床現場に復帰できるならしてみるのもいいなとも考えております。

職種問わず、退職後余裕があるなら一定期間の完全休養はおすすめ
- 全く新しい業界にチャレンジするための退職
- 心身ともに疲れ切った状態での退職
これらの退職後はその後の活動に向けて一度思い切って休んでスイッチを切り替えることを強くお勧めします。
もちろん、生活もままならない状態などでは話は別ですが、
有給消化や退職金など使えるものは使って休める状態を作れないか試みてみましょう。
プログラマ転職に失敗した後にとった行動 その2
転職サイト、転職エージェントに登録してとにかく応募
否が応でも行動するための状況を作るため

転職サイトや転職エージェントに登録すると、まず担当者と面接することになります。
面接から得た情報をもとに、担当者から積極的におすすめの求人情報などの案内がくるようになります。
担当者がおすすめする求人全てが本当に自分に合う良い条件なのかと言われるとそうとは言い切れません。
ですが、結果として転職の後押しをしてくれますので、否が応でも転職活動に取り組む環境にしてくれます。
追い込まれないと行動できない、背中を押されないと積極的になれない人は特に転職サイト、転職エージェントの登録がおすすめです。
また、過去の応募者アンケートなどの情報をもとに、求人票には出てないような情報(面接の雰囲気や傾向、社風など)もあれば教えてくれます。
面接練習は最低限、本番面接でたくさん場数を踏むよう意識した
百聞は一見に如かずと言いますが、これと同じように、
どれだけたくさん面接練習をしたところで、一回の企業相手の本番面接と比べると得られる経験値は敵いません。
少しでも気になる企業があれば積極的に応募して面接を受けましょう。
求人票ではわからない細かいことも確認することができ、面接経験も詰めるので一石二鳥です。
エンジニア転職活動されてるかたのツイートを拝見してます。
実務経験がないからと臆することなくたくさん企業さんに応募してみてください。
会ってくださる企業さん、多いと思います。自社開発企業さんでもなんでもとりあえずエントリーをしてみてくださいな。
— 人事松本の私物👩💻垢@株式会社2way (@2way_labo) December 13, 2019
面接日程の調整が重要
たくさん面接を受けるメリットについて述べましたが、気をつけてほしいポイントとしては、1日に受ける面接は1社に絞る方が絶対良いです。
転職活動に専念する時期とはいえ、慣れない面接、移動、エージェントとのやり取りなどで、1社受けるだけでも体力的、精神的にも疲れます。
また、面接が終わった直後に、面接時に聞かれた質問などを振り返る時間もできます。
他社での面接に活かせるよう、面接後ざっくりでもいいので、聞かれたこと、答えたことをまとめてメモしておきましょう。
気分もホッとしてリラックスもでき、面接から時間を置かずに振り返りができるのでおすすめです。
プログラマ転職に失敗した後にとった行動 その3
プログラミング学習はほぼ手をつけず、転職活動に専念した

技術習得より、自分の経験をどうアピールするかを念頭においた
僕の場合ですが、
退職後に転職活動を始めたので、転職成功するまでは無収入という状況でした。
なるべく早く、自分に合う職場を探して転職成功するという状況において、技術の向上(僕の場合プログラミング)についてはひとまず後回しにして、転職活動そのものに力を注ぎました。
先ほども述べたように、
転職活動は慣れないことの連続です。
また、面接や選考内容を振り返ることが転職成功の大事なポイントです。
これと並行して技術習得できる気力、体力、時間に余裕があればいいのですが、無理に取り組む必要はないかと思います。
付け焼き刃の技術をアピールするより、
今までの自分の経験から培った技術で、何かその業界で活かせることがないかを探し、それを上手くアピールできるようにする方がいいです。
(僕のように未経験で他業界へ転職する場合は特にそうです)
プログラマ転職に失敗した後にとった行動 まとめ
- まずは期間を決めて完全休養
- 行動せざる得ない状態にする
- 転職第一、他のことに労力を使わない
以上になります。
転職したはものの、
- 思っていたイメージとだいぶ違う
- 長く働ける見通しが立たない
このように感じた時は、サクッと見切って次の職場を探すのも悪いことではないと思います。
もちろん、個人の問題もあるかもしれませんが、短期間で退職者を出してしまう職場の方にも問題はあるかと思います。
実際僕が2ヶ月勤めていた職場は、僕の入職前に一気に人が辞めており、長く定着して働いている社員は社長のみという状況でした。

働く時間は人生の多くを占める時間となりますので、完璧に自分に合う職場はないにしても、少しでも働きやすく、自分のスキルを活かせる職場を見つけましょう。
なお、今回の転職の際、僕はリクルートエージェントという転職エージェントを利用しました。
短期間でなるべく自分に合うところを見つけて転職したいという人には非常におすすめです。
下記のボタンをタップすることでリクルートエージェントのサイトで詳細な案内を確認することができます。
今回の僕が退職後に1ヶ月で転職成功できた事例が、転職希望者のお役に立てたら幸いです。