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臨床工学技士を目指す学生さんや若手臨床工学技士必見! ken流学会の楽しみ方と学び方

どうも、当サイト管理人のkenです。
本日は医療系の学会について、
参加してみたい、もしくはする予定の学生や若手臨床工学技士の方に、自分の実体験を含めた学会の楽しみ方、学び方、雰囲気などについて書いていきたいと思います。
最近は学生さんも参加してる人が多いような感じもして、意識が高くてすごいなぁと思います。自分は学生の時は参加したことなかったので。
自分たちは一般企業と違い、普段は院内のみでの仕事で外に出ることは基本的にはないので、学会参加は貴重な出張となります。
普段の業務では知り得ないことなどがたくさん学べ、とても良い刺激を受けますので、いろんな学会に行くことは自分のスキルアップに大きく関わると思います。
初めての参加で不安ですか?
大丈夫です!
そんな人はスマホ片手にこの記事見ながら会場入ってください。kenがついてます!
(歩きスマホは危ないので、本当にやらないでください笑)
それでは本日もよろしくお願いします!
服装は男性は基本スーツ、女性はきれい目ならスーツじゃなくても大丈夫
まずは当日の服装、別にドレスコードがあるわけではないですが、基本的にはスーツです。
たまに私服の人も見ます。
シャツにスラックスなどのきれい目な私服ならありだと思いますが、もし発表する立場ならスーツが必須です
あと、明らかに学生ってわかる、本当に普通の私服を着てくる人もたまにいます。
服装で人を判断するのはできないですが
もしこの学生さんが自分の施設に入職したらどうなんだろう?
どんな時でも個性を前面に出す人かな?
と思っちゃうので、気をつけてください!
女性はきれい目な服でしたら、スーツ出なくても大丈夫だと思います。不安ならスーツが間違いないです。
会場入りしたら、まずは参加受付から
受付で参加費を払い、参加証明書に名前と施設名(または学校名)を記入して、首からぶら下げます。
これがないと部外者だと思われちゃうのでご注意を!
あとは抄録集(その学会のプログラム雑誌のようなもの)も購入できるので、必要ならば買いましょう。
あと大事な事ですが、この参加証明書は学会が終わっても無くさず保管してください
この参加証明書が
職場に参加費を請求するのにコピーが必要
各学会認定士 試験の受験資格のポイントの証明
各学会認定士 更新のポイントの証明
となりますので、大事に保管しておきましょう!
スケジュールを立て、聞いてみたいセッションをあらかじめ決めておく
抄録集にも学会のスケジュールは載ってますが基本、学会のホームページや大きい学会ではアプリ配信もあるので、それをもとにどのセッションを聞きに行くかをなるべく前日までに決めておくのが良いです。
この感覚は、自分が数年前に友達に誘われて参加した
ロッキンジャパン
という音楽フェスに参加したときの感覚と似ています笑
音楽フェスも会場が何箇所かに分かれていて、聞きに行きたいアーティストのスケジュールに合わせて行動するので、非常に似ています。
医療系の学会も、内容が医療に変わったフェスだと思っても過言ではないです。
発表内容形式は
・口演
・ポスター(一枚の大きな紙にスライドが貼ってあるようなものを使って発表)
・シンポジウム
・演者達による発表の後にディスカッションをするパネルディスカッション
・実際に参加者が機械などに触れながら講義を聞く、ハンズオンセミナー
・お昼ご飯のお弁当を貰って、それを食べながら講義を聞くことのできるランチョンセミナー
・夕方、おやつを食べながら講義を聞くことのできるスイーツセミナー
などなど、いろんな発表形式があるので、内容も合わせて聞いてみたい演題をスケジューリングしてから望みましょう!
セッション参加中

会場内のなるべく見やすい、前の方の真ん中に座るように意識しましょう
遠慮して後ろの方とか座っちゃうと、結構見難いです。
そして可能でしたら演題の最後、質問をしましょう
学会初参加の人にとってはかなりハードルが高いことだと思いますが、これができたら本当にすごいと思います。
まず、質問しようとするなら、その演題をちゃんと聞いている必要があります。
さらに、大勢の人がいる中での質問は、度胸も試されると思います。
とにかく最後質問しようと意識をしていると、
その演題の最中の集中力半端ないって!
ということです笑
冗談抜きに、あの雰囲気で質問する人はそれだけでも評価に値します。
自分も初めて質問した際、たまたま同じセッションを他の席で職場の上司が聞いていて、学会明けの職場のミーティングで褒められるという経験があります。
学会に本当の意味で参加するなら、受け身だけにならず、自分からも積極的に攻めましょう。
ちょっと休みたくなったら
演題を色々聞いて、たくさんインプットすると、体も頭も疲れると思うので、無理せず適度に休憩しましょう
気分転換に企業展示をふらふら見たり
(ちなみに自分は必ず、inbody社のブースに行き、体組成計で体脂肪率測定してもらいます。正確な体脂肪率の測れる貴重な機会です)

休憩スペースでドリンクを飲んだりします。
透析医学会のような大規模な学会になると、
企業展示でもアンケートに答えたら飲み物差し上げます
透析患者向けの栄養補助食品のサンプル差し上げます
みたいなことをたくさんやっているので、面白いと思います。
会場のホテル内のちょっと高級そうなカフェも、学会参加証明書を掲示すれば、ドリンク1つサービスみたいこともやってたりするので、適度に息抜きしながら学会を満喫しましょう
その日の発表が終了したら
その日のプログラムが終了したら、ここからは純粋に楽しみましょう
学会参加費とは別に数千円払うことで、意見交換会という名の懇親会に参加することができます。
基本、食べ飲み放題の立食パーティーです。
同じ職場の人たちと日頃の労をねぎらったり
普段関わることのできない人にお酒を注ぎつつ、コンタクトをとってみたり、
演題を聞いて、その時は質問できなかったけど、聞いてみたいことがあるなら聞きに行ったり、
もう自由に楽しみましょう
大きい学会の意見交換会だと、有名料理店のケータリングサービスなどがきていたり、中々クオリティの高いものが食べれますよ。
ちなみに数年前、自分が参加した意見交換会で、
ケータリングサービスの店員さんとして、僕と同じ系列の施設で働く大先輩の
瓜二つの双子の兄弟がたまたま働いていて、
周りがざわつくというある種の珍現象があったことは今でも忘れません笑
意見交換会は夕方早い時間から大体20時とか21時にはお開きになるので、呑み足りなければそのまま外で飲食店を巡るのもいいと思います。
(翌日に支障をきたさない程度に)
普段はなかなか出来ない出張ですし、ご当地の名物などを楽しむのも学会参加の楽しみの一つです。
自分は数年前に京都で行われた学会に参加する際、
前日仕事を終えて夜新幹線で向かい前泊することがありました。
一人でしたし、夜も遅かったのですが、せっかくの出張でしたので、ホテルの近くで軽く食事をすませて、一人でバーに行くということをしました。
その時行ったバーがすごいよかったのを今でも覚えています。
アイラモヒートという名前のバーで京都の四条駅の近くにあるバーです。
店名にあるように、モヒートが売りのバーで、
お店裏のキッチンの半分以上のスペースが、モヒートで出す専用の氷を作る機械で占めているという、こだわりが半端ないお店です。
時間が経つと普通は氷が溶けて味が薄くなるところ、ここのモヒートは氷が溶けても味が薄くならないとのこと
本当にそうだったのを覚えています
そしてその理由をマスターがとてもわかりやすく力説してくれたのですが、流石にもう忘れてしまいました笑
誰か聞きに行ってください
また、他のメニューも
ナッツをミキサーでバリバリ砕いたり、
なんか火で熱していたり、
液体窒素を吹っかけて作ったり、
ド派手な演出が多くて、他のお客さんのドリンクを作っているところをみるのもすごい楽しかったです。
そしてこの演出も、別に話題性を狙った演出ではなく、マスターいわく本当に美味しいカクテルを作るのに行き着いた手法とのことでした
京都に行く際はまた行きたいと思う素敵なバーでした。
アイラモヒート:https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26018503/
話がだいぶそれましたが、こんな素敵な発見や出会いがあるのも、学会の魅力の一つだと思います。
最後に
以上、ken流学会の楽しみ方、学び方についてでした。
学会参加は知識も得るものが多いですし、他の施設の方と関われる貴重なイベントです。
SNSでやりとりしている人で、遠方に住んでいてなかなか会えないという人ともリアルに会える機会ですので、職場に迷惑をかけない程度にたくさん参加することをお勧めします。
あと、頑張って質問しましょう。
初めて質問する時は本当に緊張しますが、一回してしまうとなんてことないので、最初の一回、頑張って乗り越えて下さい。
職場の人に評価してもらえなかったら、僕が褒めます笑
本日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ken