どうも、筋トレ臨床工学エンジニアkenです。
今回、僕が臨床工学技士からエンジニアへ転職する際に気にしたポイントをまとめていきます。
- 臨床工学技士から未経験業界への転職に興味ある方
- 臨床工学技士として別の施設への転職に興味ある方
これらを考えている方達にとってちょっとしたアドバイスになればいいなと思います。

臨床工学技士が未経験業界への転職活動でアピールすべきポイント
コミュニケーション能力
当たり前かもしれませんが、これは本当にどの業界でも大事なポイントと言われています。
僕の場合はエンジニアへの転職でしたが、
コミュニケーション能力は必須と言われています。
webエンジニアなどのイメージは、ひたすらパソコンを使って黙々と作業する
とイメージされている方も多いかと思いますが、そんなことはありません。
例えば一つのwebシステムを作るとなると、
- 実際に完成後に使うユーザー
- ユーザーからの要望、意見を聞いてシステムの設計をする人
- 詳細設計を作る人
- 詳細設計を元に実際にプログラムを書く人
- 完成後のプログラムをテストする人
などなど、様々な人が関わります。(実際はもっといますが、今回は簡潔にしました)
しかし、
- ユーザーはシステム設計について詳しいことは知りません。
- システム設計する人は詳細設計を作る人と同じ知識があるとは限りません。
- 詳細設計した人と、実際にプログラムを書く人の認識が違ってることあるかもしれません。
様々な人が関わる上で、
情報、知識、認識、スキルなどのギャップを埋め合わせるために必要なのがコミュニケーションです。
エンジニアに関わらず、様々な人が関わって一つのタスクを完遂する仕事である以上、
コミュニケーション能力は無くてはならないスキルです。
病院で働く場合も同じですよね
患者さん、医師、看護師、その他コメディカル、事務職
みんながそれぞれの専門職で、
知識や認識のギャップをコミュニケーションを用いてカバーして患者さんの治療にあたる。
臨床現場でコミュニケーションに滞りなく普通に働けているなら、
それは別業界に転職する際にも十分アピールできるポイントであると思います。
(あくまで僕個人の意見です)

学術活動
これについては学術活動の内容そのものよりも、
その人が常日頃から勉強しているかどうか?
ということについての判断材料として見られています。
エンジニア、臨床工学技士共に言えることが、
業界の動きが早いので、働きながらも常に新しい知識のインプットが必要です。
臨床工学技士の場合、
学会活動、取得資格などを履歴書、職務経歴書に書いて
自己研鑽をちゃんとしているとアピールできます。
全くの別業界だとしてもしっかり書いておけば、
なんの資格かはよくわからないけど、とりあえず勉強はしてたんだな
と思ってもらえるはずです。

仕事以外の個人の活動
臨床工学技士として別の施設への転職でしたら、実際に携わっていた業務についての詳細など伝えるのがいいと思うのですが、
別業界の転職に関してはあまり意味がないかもしれません。
なので、仕事以外の個人の活動でアピールしましょう。
履歴書には書きにくいと思いますが、職務経歴書にはしっかり書けます。
個人の活動でどんなことを書くか、悩まれると思いますが、
その業界に関わるであろうことならなんでも良いと思います。
僕の場合は、
- ワードプレスを使ってブログ運営(PHP、ライティングスキル)
- オンラインコミュニティ CEぷらすの設立(slackの活用)
この2点でした。

とはいえ、実際はPHPの知識はほとんどありませんでした笑
面接で聞かれたので、ほとんどPHPのコードはいじってないですって正直に言いましたが。
ブログの内容についても聞かれましたが、素直に筋トレと臨床工学と言いました。
今思えばさりげなく自分の趣味もアピールできて、少し興味持ってもらえて会話も弾んで良かったなと思います。
当たり前ですが、面接で嘘をつくのは絶対ダメですよ
また、ITベンチャー企業での社内のやり取りはほとんどslackというビジネスコミュニケーションアプリを使っていると聞いていたので、
常日頃slackには触れてて、使い方は問題ないですとも伝えました。
自分の入った会社ではまさにslackでのやり取りメインでしたので、伝えて良かったと思ってます。
まとめ
- 病院という他職種が混在する環境で身についたコミュニケーションスキル
- 自己研鑽は怠らずに業務に挑むという姿勢
- 少しでもその業界に結びつく可能性のある個人のスキル
ツイッターなどでも臨床工学技士から他の職種への転職を考えているという人もチラホラ見かけます。
僕個人の意見としては、
- 臨床工学技士の資格を取得したからといって、
他の職種に転職することは全く悪いことではない - 臨床工学技士という国家資格があるからこそ、強気に動ける
- 他の業界で得た経験やスキルを引っさげて、臨床工学技士として現場に戻ることもできる
色々な考えを持って働く人がいると思いますが、
僕と同じように転職を考えている人がいたら応援したいです。